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超密集地帯

7、〜収穫祭〜

〜収穫祭と見回りと〜


「よ・・・っと」

ギシリ、と聞きなれた音が耳に入る。
自信のお腹を特製の重量秤に乗せて、どれだけまた太ってしまったのかを知る。

「フゥ―・・・、今日は祭りだが、ほどほどにしておかないとな」


姿勢を、向きを、ほんの少し変えるだけで労力が発生する超ド級の巨体。
ベクタ黒竜のワグナス=アバロンは日頃の食い過ぎを恥じながらも、やはり祭りのときはハメは外したかった。
とはいえ、昨日の前夜祭でこれでは、本番は…


早起きして腹部の重量を量り、続いて腕、脚、とついでに体脂肪率も計測していく。

うむむ、また増えている。

「ふわぁ、あら、おはよう・・・今日は早いのね」

ずずっずずっと、太ももが飲み込まれるほど垂れ下がった脇腹を引きずりながら、妻のダンターグが声をかけてくる。
彼女に比べれば、確かに自分はまだガッシリと引き締まった体型ではあるのだが…それに安堵してはいけない。

油断すればすぐに肉塊竜(ぽっちゃり)になるだろうし、

今日は休講だが、一度学校で書類を終わらせ、そのあとに祭りの見回りをするつもりだ。
休みとはいえハメを外し過ぎた生徒が怪我でもしてはいけない。


介護用のパワースーツを彷彿とさせるサポートメカに手伝ってもらい、ボヨンと弾むお腹をベルトで引き締めさせる。

「…ベルト、また窮屈になってるような…気のせいだと思いたいが」

いや、確実に太っているのはわかっているのだが…ちょっとばかりペースが速いのが…




「…コホン、さて、それじゃ先に行ってくるよ」
「いってらっしゃぁい」

まだ寝ぼけ気味の彼女に挨拶をしながら、手元のリモコンで玄関を開ける。
我が家を含め、大抵の家はオートドアになっている。
ドアノブは手が届かないから論外だし、自分のお腹で押して、一定以上の負荷がかかると開く、というパターンもある。

クーラーがガンガンにかけられている家から出ると、むわっとした外気にいきなり気分が萎える。

「ふぅふぅ、今年も相変わらず暑いなぁ」

着こみ過ぎた自分の脂肪を棚に置いて、気候のせいにするのはデブ竜ならではだろう。

家から10m移動したかどうか、という所でもう喉が渇いてしまう。
自販機の方を向き…それよりも魅力的なアイス販売移動車を発見する。

「お? ふぅふぅ、ちょうどよかった」

のっそのっそ、ドシンドスンと大仰な動きで緩慢にアイスクリーム販売車に向かう。

「いらっしゃいませー!」

ぶよぶよに太った、小柄な…それでもワグナスより太い立派な女性店員が挨拶をしてくれる。

「ダイキュリーアイス、ライムレモンミックスアイス、ブルーソーダドリンクのフロートと、それを食べ終わったらベリー類のソフトクリームを4種類、2つずつ貰おうか」

「ありがとうございます、少々お待ちくださいね」

店員は自分は微動だにせず、手元のコントロールパネルを器用に操作し、ワグナスに全自動でアイスを渡していく。
お互いの腕と腕はどうあがいても届く事は無い。
なので、両者とも様々なサポートメカのロボットアームに手渡しを任せている。

「あー・・・っんぐ。うむ、やはり暑い季節はアイスに限るなぁ…ゴクッゴクッゴクッ」

1ガロンのジュースも次々とお代わりし、お腹がじゃぽじゃぽになるのでは・・・?
と思いたくなる量のアイス、ジュースをワグナスは交互に飲んで、食べる。


「あれ・・・?ワグナス先生!」

何やら聞き覚えのある声。


自分より背は低いが、横幅が数倍はある女生徒…トルナが話しかけてくる。

「おやトルナ、まだ祭りの会場には行っていないのかい?」

こちらも収穫祭に合わせた

「おいしそうですね、私も食べようっかなー」

む? 確か彼女はこないだ体型を気にしてダイエットをするとかしないとか、友達たちと話していたのを廊下で聞いたような…
大丈夫なのだろうか。 とはいえ、今日は収穫祭。食に感謝するイベントなのだし、多少は、今まで我慢していた分の”ご褒美”としては許されるのかもな。

そんなトルナはワグナスの4倍の量を頼み、それでいながらペロリと食べきってしまった。
流石は女の子、甘いものを前にしたらおとなも顔負けのようだ。


彼女と別れ、再びアズライト竜学へと足を向かわせる。
流石にお祭りの日は、部活で学校へ来る生徒も数が少ない。

普段の”超密集地帯”と呼ばれる学校もかなりの【スペース】が空いていた。



ちなみに校舎は20m以上の高さがあるにもかかわらず、”2階”が存在しない。
1つの教室も100m近い広さがあるが、それは生徒一人だけの支配領域がそれだけ大きいことを意味している。

シュメルツたちのいる上級生のいるクラスなどは壁側が全て自動に上方向に開くドアとして機能している。
机や椅子という教室らしい雰囲気を出すものは一つもなく、生徒たちが自分の体の上に端末や電子教科書を展開し、授業を聞くのだ。



そんな教室も、休日はガラガラだ。

文化部が使う教室は相変わらずな感じで肉が溢れている。


そんな光景を横目に、ワグナスは職員室に来ると、軽く書類をまとめて一息ついた。

「ふぃ〜どっこいしょ・・・」

掛け声をかけて幅広のソファに座る。ギシギシと、強化合金仕込み・高級合成ストレッチ素材のソファが悲鳴を上げる。
並のソファなら床ごとぶち抜くが、この世界においてはワグナス程度のおデブの体重など許容範囲だ。

「出る前に、ちょっとだけ一息ついていくか」

ワグナスはすでに疲れていた。学校に来る、ただそれだけで。体育教師が聞いてあきれる。

当然ながら陣術やサポートメカに助けられているのだから、いかに彼が怠惰な環境に身を置いているかがわかる。
とはいえ、もしダンターグやフラーならば、そもそも学校にすら来ないで家からネット経由で事務処理を終えてさっさと祭りに行き飲み食いを楽しんでいたことだろう。

”体を動かす”ただそれだけでも、彼らにとって十分、立派な行為なのだ。




”お茶菓子を軽く一つまみする感覚”で出前を頼み

ギガ盛りの温玉乗せ牛丼、とんこつ醤油ラーメン、ウナギの蒲焼乗せ3段和風煮物セット弁当、
プラス、レモン果汁を絞った炭酸飲料3ガロンをぺろりと平らげる。

「げふっ」

ぽんぽんと、軽くお腹を叩くと、腕やお腹の脂肪がかすかに揺れる。
かすかにしか揺れないのは、脂肪がわずかだからではない、逆につきすぎて詰まり過ぎているせいだ。

「何やらおいしそうな匂いがすると思ったら…ワグナス先生、もうお昼時ですかな?」

「あ、これは教頭先生・・・いえ、ちょっとばかり(お腹に)入れておきたいと思いまして」

スマートな龍体型のドラゴン。アズライト竜学の教頭を務めるクジンシー先生。

種族はかつての東半球にいた古代竜サラマンド紅翼竜で背が小さいのが特徴。公式サイトより抜粋

「(公式サイト…?)ふむ…まぁ規則はないから、なんとも言えませんが…」

そういうとクジンシーは目を細め、だぶついた首から、脚の付け根までをじろりと見る。

「近頃、少々食べ過ぎではありませぬか?特にその…丸々としたお腹」

「うっ」

否定できない自分がいる。ワグナスはこの丸々と太ったパッツンパツンの風船ボディが少し恥ずかしいと思っていた。

なまじ鍛えている分、お腹が大きく形を残したままで、目立つのだ。
彼より肥った竜など山ほどいるのに、生徒たちには

「ワグナス先生”相変わらず大きなお腹”ですね」「先生”また大きく”なりましたねっ」

なんて茶化されたりすることが多く、その度に赤面してしまう。
妻のように縦横無尽に(?)きまりなくぶよぶよと肉が広がっていれば、100kgや200kg太ったぐらいでは判別がしにくい。

それとは違い、ワグナスは”ウエスト”で計測できてしまうから遠目でも太り具合が素人にもわかるのだ。

(あとは本人が恥ずかしがって焦ったり顔を赤くするのが可愛いからイジるのだが、本人はその事を知らない)

クジンシーはやれやれと溜め息を吐きながら、注意をする。

「今日は収穫祭ですから、まぁ多少はハメを外してもいいのでしょうが・・・ほどほどに、お願いしますよ?
貴方は体育教師なのですから」

「は、はい・・・」

きっと今のワグナスは(;´・ω・)ションボリ とした顔文字で表現されるだろう。
クジンシーはそのセリフを言えるだけあって体重はわずか”4t前後”しかない。

陣術を展開していないと浮いてる事すら厳しいはずなのだが、それでもこの世界ではスマートな部類に入る・・・入れてしまうのだ。平均体重がおかしいせいで。


体型の事でお叱りを受け、すっかり気落ちするワグナス。
すると、ずず・・・ずずっ・・・と、肉を引きずる音。

センサーが反応し、自動でドアが開かれる。
やってきたのは、アネイル先生だった。

「あれ、ワグナス先生にクジンシー先生?熱心ですね」

彼女がやって来ると、まず真っ先に胸に目が行ってしまう。そこで誰か判別が済んでいるが、顔を見てあぁやっぱりアネイル先生かと納得するのだ。
飽満すぎるボディの上で、重力に身を任せたスイカ大どころじゃないオムネ様が鎮座している。

既婚者だろうが、成人していようがいまいが、男性ならば思わず見入るその巨乳。
尻尾に巻いたリボンもキュートなのだがいかんせん、前からはその体型の幅のせいでまったく見る事が出来ない。

クジンシーは、ちょっとわざとらしく咳払いしてから返事をする。

「ゴホン、休日とはいえ、仕事はありますからな。特に今日は収穫祭の見回りの事前チェック等もありますし」

「そうですね、私もイベント会場のチェックでどこが美味しそうな料理が出るか…
じゃなかった、生徒たちが夜遅くまで残りそうな場所のコースを再確認しようと思って」

アネイル先生がちょっとした本音を漏らしたが、それは責められるべき点ではない。
今日ばかりは本当にしょうがないのだ。

ワグナスも先ほどの返事では自粛するような態度はとったものの、今日ばかりは…今日だけは!
苦いビールと辛いジャンバラヤでガッツリとした1杯をやりたい!

祭りというのは否が応でも、そんな気分にさせられてしまう。

妻や仕事仲間とも、見回りが終わった後の飲み会についてしっかり吟味している。


教頭だって立場上あんな事は言っているが…去年、彼がどうなったかをみんなはしっかり覚えている。

食べ過ぎて、飲み過ぎて、他の先生方に介抱されながら、祭りの終了時には**kg一気に激太りした、彼の事を…

「(って、それ以上に私たちの体重はもっと増えてしまったのだが…)」


今年は、どうだろう。さすがにこれだけ太ってしまったのだから、これ以上はそうそう増えないだろう。

脂肪フラグじゃない、大丈夫…

そう自分に言い聞かせながら、ワグナスはサポートメカの補助機構設定を2段階アップし、皮肉の通称?怠惰モード”?肥満化補助装置”のブーストをかけ


見回りを開始するのだった。








〜収穫祭とクジンシーと〜



収穫祭は休日からスタートするが、平日にも引き続き開催される。そして次の週末にようやく終わるのだ。

クジンシーはこの祭りがあまり好きではなかった。

授業中、ほとんどの生徒も教師も今日はどこを巡って何を食べようかとそんな事ばかり考え、授業がおろそかになりがち。

教師も生徒も、調子に乗って限界以上に飲み食いし。

食べ過ぎて苦しいので休みます、などと甘っちょろい理由で休むからだ。

「・・・まぁ、その苦しさはわからないでもないが…」

だがそんな理由でも周囲も自分も、納得はしてしまう。

彼はかつての東半球にいた古代竜サラマンド紅翼竜で背が小さいのが特徴であり…(大事な事ではないがマイナーなので2度説明)

小食というわけでもないが、彼らのようなバカ食いはしなかった。


今年は、節制せんとな。

そう思っていた矢先…

アネイル先生からこんな提案が出された。

今年の見回りは教師たちみんなで何日か行動一緒にしませんか、と。

彼女に誘われて断れる男性教諭などそうはいない。

自分ひとりだけではとても全ての料理を食べきることは出来ない、だから見回りついでにみんなで美味しかった料理を情報交換出来れば、
隠れた名品や、好みの品が見つかるかもしれないし、まとまって行動すれば生徒たちに何かあった時にすぐ対応できるから、という事らしい。

ううむ、そういわれると納得してしまう。

だが、彼らと同じペースで行動するとなると…

近場に来ていたワグナス先生とダンターグ先生、そしてフラー先生と合流したのだが、
彼らのまぁ太っている事膨れている事。

だるんだるんの肉を地面数メートルに広げっぱなしにしている者や、
何をどう詰め込めばそんなウエストになるんだという者や、
まごうことなき肉塊竜という者も…というかフラー先生また太っておられるのでは。実にたるんでおる、と言いたいところだが…
はぁ、ワシもとやかく言える体型ではないからな・・・。



ぷにぷにの二の腕。

ビア樽も真っ青のこのライン。 アゴも昔に比べ、こんなにたぷたぷになってしまっておる。

「アネイル先生には悪いが、あまり一緒に行動するのはやめておくとするか、・・・とほほ」


自分だって彼らのように好きに飲み食いしたい。だが教師という、教頭という立場上そうもいくまい。

とはいえ、多少は楽しまねば。

500kgや1tは増えるのを覚悟せねばならないなぁ。

この世界の現状において、その程度の増加はしょせん”その程度”である。


もちろん500kgや1tで済むならの話だが。









〜短期集中補助装置型肥満〜






収穫祭は滞りなく、たいした障害もなく、例年以上に反響した。

毎日、毎日、竜たちはガツガツバクバクムシャムシャモグモグ。遠慮という思考はきっとどこかに置き忘れたのだろう。

彼らはひたすらに食べ続けた。 竜本来の、本能にどこまでも忠実に。


初めは遠慮がちな教頭のクジンシーですら。
かつては痩身だったフラー教授も。
強い意志を持った体育教師のワグナスも。

育ちざかりのコープやリガウも。

胸にも栄養がいくアネイルやトルナも。


みんな好きなだけ料理を食べ続けた。 1日5食、6食?
お風呂や平日の授業という区切りさえなければ一日中だろう。

マージベーカリーもパンのほとんどを自動生産状態にして
自分たちは食べる事にばかり集中した。

いつもなら腹いっぱい食べて、身動きが取れなくなり、ある程度は自重するようになる。というか食べたくても食べられなくなる。

バケツ一杯によだれが溢れるほどになっても、それ以上食べられない。・・・のが毎年の光景。


しかし今年は二つ違う点があった。


食糧の流通が大幅に拡大されたこと。
急激に太ったナイルに比例して増大した食欲。

彼の商業展開は更に拡大し、空飛ぶ商業都市”ゴディヴァ”には各国の商人が更に集まり、食糧流通パイプをどんどん太くしていった。

いつも以上に豪勢で、あらゆる地域の限定料理や一般に出回っていない食材が多く使われた。

新鮮さにみんなは舌鼓を打ちながら、何度も何度もお代わりをしてしまう。


そしてもう一つは・・・これまたナイル氏の影響と言えなくもないが。

充実した、しすぎた、サポート機器の存在だ。



それらは様々な形状、機能を持っている。

最も普及しているのは球状の浮遊した補助装置だ。

様々な陣術・行動をサポートし、食材供給はもちろん、周囲に何があるかも把握し教えてくれるし、大半の指示は音声入力も可能。

○○にある出前を頼んでほしい、と頼めばそれだけで振り込んでいたお金から支払い、運送、到着した荷物を口元へ運ぶまでサポートしてくれる。


まだ体型を維持している者でも、SFに出てくるようなパワードスーツのようなものを着こんで、ろくに運動エネルギーを消費せずに移動や仕事が可能になっていた。


そんなサポートメカは彼らをどんどん肥え太らせていた。

もうこれ以上食べられない、というぐらい。祭りでタガが外れていたのだろう、調子に乗り過ぎたのだろう、目移りしそうなほどの料理も原因だろう。


彼らは今までになかった短期的な超肥大化を果たしてしまう。社会現象と呼ぶにふさわしいほど、急速に、激太りを果たす。




もっといろんな種類を食べたい、もっとお代わりをしたい。
でもお腹はいっぱいでキツイ、その思いからアスターゼ草を過剰に使用。

食べた分の栄養を取り込みぶくぶくと太る体。

コープなどは学生とは思えない程に体重が増え、1tまた1tと日を経過するごとに増える勢いだった。
シュメルツには負けるものの、コープ、リガウ、オーエンの肉塊竜トリオ3にんだけでは旧教室を埋め尽くすほどに太り、それでもサポートメカがあるおかげで止まらなかった。

ダグラスとハリアも売り場に出す予定だったパンの材料の4割を自分たちの分に確保してしまう。
収穫祭の料理は、本当にどれもおいしかったのだ。

ベクタ大陸だけではなく、各国からえりすぐりの食材、伝統料理、様々な特産品、味わったことのない果物。

食卓は毎日、キラキラと輝いていた。

学校でも特別授業の時間に収穫祭への合同参加が行われ、みんな自分たちのおすすめの品を紹介したり、作り合い、そして先生をも巻き込んで食べ続けた。


視界の一面が食べ物で溢れ、視界の一面が自分たちの太った体で溢れていく。

そして、無事に収穫祭が終わり、その余韻も収まってきたころ



残されたのは、無残に肥え太ったアズライト市の竜たちだった。


平均体重増加率、30%オーバー。


「・・・どうして、ここまでくって、しまったんだろうなぁ」

自室で寝たきりのクジンシー。
学校は、しばらくの間休業になった、ならざるを得なかった。

理由は簡単、生徒も、教師も、登校できる余裕がなかったし、収納するスペースが無かった。

通信教育のおかげで、授業や宿題はあったが、それでも前代未聞の事態には変わりなかった。

短期肥大化による、初の学級閉鎖だった。


天井に着きそうなほど太った自分のお腹を摩りつつ、また訪れる強い飢餓感。

「ぅ・・・っ、ぐ・・・グランド・ピザーラのタワーセット、18にんまえ、追加で頼む・・・」

ぐぐぅ、ぐきゅるる〜と聞こえるのは、本来は鳴っていないはずの幻聴。

強すぎる欲求が生み出す"残留食欲""空腹幻聴"が彼らをどんどんどんどんどんどん太らせていくのだった




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